実録!株式会社ミダスキャピタル取締役パートナー寺田修輔 氏が語る仕事論

CxOの履歴書チャンネル(ダイジェスト動画-ミダスキャピタル-)東大卒の元シティグループ証券株アナリストが語る成功と失敗談│ミダスキャピタル寺田修輔|CxOの履歴書チャンネルVol.005

企業名
株式会社ミダスキャピタル
出演者
CFO 取締役パートナー
寺田修輔

本日のゲストは株式会社ミダスキャピタル取締役パートナー寺田修輔さんにお越しいただきました!

お願いします。
じっくり話すのは初めて。初めてお会いしたのは3~4年前ですね。
そうですね、3~4年前ですね。
すみません、年上だと思っていたんですけど、年下だったみたいで。近くで見たらやっぱりお若いですね!肌がきれい!
態度がでかいので。
まず、最初に簡単に自己紹介とお仕事のキャリアの時系列で教えてもらっていいですか?
2009年の新卒でシティグループ証券というアメリカの投資銀行に入りまして、そこでやっていた仕事がいわゆる株アナリスト。
はいはい
世界中に機関投資家と呼ばれているようなヘッジファンドだったり、年金の運用基金だったり、そういった方々がいらっしゃるので、彼らに対して株を売り込む仕事をしていました。
推奨することですね?
そうです。担当していた業種が不動産や建設住宅のセクター業種だったので、そういった日本の大手不動産企業の経営陣の方々とディスカッションをして、勝手にですね、外部から業績を予測して、勝手に株が高いとか低いという話をして、レポートをしたためて、そこから投資家に対してプレゼンテーションしていくことをやっていました。これを7年やっていました。
寺田さんってシティが1社目で、次に現在東証1部上場しているじげんに2016年に入社されて、2020年7月からミダスキャピタルというキャリアですよね?
そうですね!
なるほど!大学は東大!1986年12月生まれ!
めちゃくちゃ個人情報。
ネットにめっちゃでていますよ!東大はストレートで!シティに新卒入社!これは、ピカピカすぎる!
あと、僕知ってますよ?web で調べたんですけど、ご実家が医療法人をなんと約20クリニックはされている!ご両親は医者ですか?
父が理事長で母と私と兄弟が理事でやってます。
サラブレッドやなあ。
医者にならなかったので。
これで医者なったら、何かもうどうかしてますよね。
シティに入られて7年間ですね。やっぱりここで気になったのが、史上最年少でバイスプレジデント!
課長ですね、日本の会社でいうところの課長です!
しかも、史上最年少っていうのは実際当時そうなわけですよね?
そうですね、一応人事の方に確認したところ26歳は初!
キャリアの部分、まさにキャリアアップしたと思うんですけど、なぜ史上最年少でバイスプレジデントに抜擢されたと思いますか?
もちろん半分は運ですね。ポジションが空いていたというのは、凄く大きい。私が担当していた住宅と建設っていう業種があったんですけれど、アナリストの仕事って基本的には各セクターに各社一人だけアナリストがいるっていう形で、すでにアナリストがいるような、例えば自動車とか銀行とかってすごく大きなセクターなので。
かつレガシーですよね?
そうですね、基本的にはベテランのアナリストの方がやっています。ただ、住宅とか建設ってそういう意味では少しニッチなところだったので、たまたまシティにはアナリストがいなくてシニアアナリストって形で「一国一城の主としてやってもいいよ」っていう風にたまたま言われた。
意外といそうじゃないですか?しかも、その領域も結構レガシーじゃないですか?
そうですね、私はシティのアナリストでしたけど、他社のゴールドマンとかもランスタン、野村證券とかの同じ仕事をしているアナリストの人達っていうのは、40代とか50代の方が結構多かったですね。
その26歳でバイスプレジデント、その後ディレクターになるわけですよね?ディレクターはどういう仕事をされるんですか?
基本的にまったく同じですね。やることはもうずっと同じで、色んな会社に入って経営陣とディスカッションをして、勝手に業績予測して、勝手に株価を当てて…。
今日、何回勝手って言うんですか?
一連の流れは一緒で社内の格というかタイトルが変わるイメージです。私がディレクターになったのは2016年1月になっていて、2月に辞めちゃってるので、あまり恩恵は受けなかったんですけど。あのよく言われていたのが、バイスプレジデントからディレクターになると基本的には変わらないんだけど、国内線でビジネスクラスに乗れるようになる。
おおー!これ、エコノミーからビジネスってめっちゃでかいですよね!
長距離はバイスプレジデントとかジュニアでも基本的にビジネス。ただ、ディレクターだと短距離でもビジネスに乗れるっていう。結局、乗らなかったですけどね。
シティでエキサイティングに仕事をされてたと思うんですけど、どういうところ面白かったですか?
アナリストっていう仕事自体がめちゃくちゃ面白い仕事だったし、今もそう思っています。
寺田さんの肌に合ってた?
そうですね、非常に合っていました。まず、相対しているものっていうのが生きている会社で、その上場企業の経営者の方々と健全にディスカッションをすることができますし、且つ見ないといけない株価やマーケットというのも日々激動していく。全く企業も市場も止まることなく変化を続けていて、且つその変化を紐解いて、自分が何となく理解をしたつもりになって、投資アイディアみたいな練って、ぶつける相手っていうのも世界中の投資家の方々で、
ファンドマネージャーですか?
そうですね、ファンドマネージャーとか、その投資会社にいるアナリストの方です。めちゃくちゃ知的な戦闘力が高い人達なので、そこで色々議論を交わしていく。且つ、比較的少数制のチームで、みんなで動くというよりは一匹狼的に、自分で意思決定をして自分で商売をするってことをしていた。それが、すごくストレスのないエキサイティングな仕事でしたね。
裁量権あるんですね!
そうですね、自分のチームを持って動くフェーズになると裁量が大きくなります。
シティ時代にこれだっていうハードシングスありますか?
そうですね、単純ですけどアナリストって基本的には株価を当てる仕事。株価外れた時っていうのはやっぱり結構辛いものがありました。特に私が当時20社くらい担当していた会社(銘柄)さんがその中で一番おすすめの銘柄っていうのをトップピックっていうんですけれど、私が推奨していたトップピックがですね…。
20社中の1番ですね?一番!これ買ってくださいっていう。これ、間違いないっていう!
この株価が3カ月で半分くらいになっちゃったんですよ。
それは何で?
ちょっと期待しすぎてしまった。どこの会社とは言えないんですけど。
それ聞きたかった…。銘柄に対して買いのポジションを入れているヘッジファンドの方々と結構深くディスカッションをして、ヘッジファンドの方々は全て自分の報酬とか返ってくるわけですよね?
そうですね、とある海外のへッジファンドのファンドマネージャーが、私が「トップピックです!」って言って、プレゼンをした銘柄に対して「いいね!」と。
相当熱く話したんですね?
そうです。相当熱く話して相手側もグイグイ乗ってきて、買ってくれたんですよね。かなり買ってくれた。でも、株価半分になって、当然投資家の方は損をされてしまって…。
先にいる投資家達ですよね?
そうです、結果的にその投資家の方は会社を辞めざるを得なくなってしまい、その時は非常にやっぱり「何のために仕事してたんだっけ」投資家の方に儲けてもらうことがアナリストの目的なんですが、まさか会社からいなくなる事態になるとは思わなかった。
寺田さんが推奨した銘柄を購入したファンドマネージャーがクビ!
そうですね。
これは、なかなか…。これは何歳ぐらいの出来事なんですか?
27歳ですかね。
結構なですね。
結構ですね、その時は本当にアナリスト辞めようかなと思いました。人を儲けさせるためにやっているのに、人を損させて自分は給与をもらって、本当に何のためにやってるのか。
寺田さん、責任感が強い!自分は給与もらえちゃってるところに苦しかった?
そうですね、非常に苦しかったです。
皆さん、そんな風に思います?思えない?僕は思いますよ!
ちなみに、7年間の中での1つの事例をお話したいと思うんだけど、2016年の2月末にシティを退職されて、3月から当時まだマザーズのじげんに転職されたと思うんですけど、きっかけや決め手は何ですか?
あ!ちなみに、シティの年収は大体どのくらいだったんですか?
大体ですか?
レンジでいきますか?ざっくりと
1千~1億の間くらいですかね。
アバウト!でも1千万は余裕であったんですか?
もちろん、もちろん。
2千万もありましたよね?
そうですね。最高税率だった。3年目から確定申告をしていましたかね。
その立場を捨ててじげんに入社!気になる所ではあるんですが、続きは後半の方でお願いします!