実録!株式会社ベクトル取締役吉柳さおり 氏が語る仕事論

アジアNo.1PR企業!自身が成長したポイントとは?│ベクトル吉柳さおり|CxOの履歴書チャンネルVol.010

企業名
株式会社ベクトル (東証一部)
出演者
CEO 取締役
吉柳さおり

はい、今日も吉柳さんに来て頂いています。前回の回で伝わっているかと思いますが、吉柳さんのパワフルさ!そこで気になるのかエネルギーの源泉はどこにあるのか!
自分でもよくわからないんですよね。ただ、本当に大企業とか行ってたら、絶対役員とか出世できないタイプだったと思います。勝手にやるのが本当に好きなので、定期的にマインドセットして、自分で好きなやりたいことがどんどん作るんですけど、ベクトルってそれが実現できる!勝手にやらせてもらうんですけど、
自主的にやる人を歓迎しますよね。
そうですね、これ3人の役員の特徴でもあるんですけど、許容力半端なんですよ。ちゃんともちろん許可は取りますけど、ほとんどのことをやらせてくれるし、もちろん自分の社長やらせて頂ける会社があるので、そこでは色んなミッションで計画とかしているので、自由にできて企業のグロースを直で見れる。それがも楽しすぎてしょうがない。どんどん勝手に会社を作れるみたいな。
勝手にっていう言葉が多いですけど、自主的にということですよね?
自主的に!好き勝手できるっていうのがベンチャーの魅力じゃないですか。ベクトルグループは、1500人くらいの規模になってもうもうやベンチャーって感じではないですけど、カルチャーが凄いベンチャーですよね。だから、それでやる気がつい出ちゃう。
源泉のところで言ったら、興味も強いですし自己成長意欲も大きいですかね?
そうですね!
面白さに対する探究心みたいな?
マルチオタクですね。多方面のオタクで突き詰めちゃう、1個のカテゴリーを。
だから、趣味も多趣味でやり切るみたいな。

趣味なんか3つあげるとしたら?
ボディメイク寄りな運動系も凄いします。元々、高校まで陸上部でそういう運動はひと通りしますし、アートも凄い好きなので1人で美術館とか月に何本も行きます。あと、料理好きなのでレシピ本出せるぐらい料理します。色んなことに興味があるので、オタクに行くんですよ。
興味の幅が広いんだな、きっと。ちょっとお話少し戻すと、PR業界にどっぷりと仕事されていると思うんですけど、記憶に残る大仕事は?
やっぱり、PRの仕事に関わらず醍醐味として時代のハイライトに当たるもの、例えばオリンピックとか、日本で初めてワールドカップとか、そういう仕事に関われるということと、あとはPRってなんか最終的に法律を変えてしまったりとか、あとみんなが起こしてなかった新らしい習慣を定着させる。例えば朝活とか。
うーん。
そういう態度変容を実際に社会的に起こすということも醍醐味の1つなんですよ。で、そこを体現したのが、日本でパブリックビューイングを国立競技場で、
2002年って言ったら日韓ワールドカップ?
そうです!
僕、すぐ分かりましたよ。パブリックビューイングって言ったら、初めては日韓ワールドカップって。それもベクトルのPRで?
そうです!実は、パブリックビューイングって言葉その2002年まで日本の1人も知らなかったんです。今でこそ、レストランで見るのパブリックビューイングとか言いますけど、あの習慣がなかった。
今は普通ですよね?ボクシング・サッカーとか。
選手が目の前にいない状態で皆でビジョンを見て応援するっていうことをパブリックビューイングって名前を付けてますけど、あれを日本に浸透させたのは私たちだと言っても過言ではないです。18年前だ!
FIFAからパブリックビューイング権利をちゃんと買わないと出来ないんですよね。大型ビジョンで買ってきた方がいて、そこに一緒にプロジェクトメンバーとして私も含めて参加して。
なんですけど、ワールドカップの本番が6月ですね、始まったの3月ぐらいで3ヶ月で東京を埋める5万人のチケットを売らないといけなかった。しかも、最低3試合はあるじゃないですか。なので、PRで草の根活動をしてたんですけど…。

結構大きな仕事なのに3ヶ月だけ…。
そうですね、当時その仕事しかやってない。全部クライアントには「ワールドカップの仕事をしてまして…。」と言い訳を。「それは、しょうがないですよね」と言われたり、
一世一代の国をあげての初ワールドカップだし…。
でも、本当にPRで認知が広まっていくんですけど、最後チケットが売れないとダメですよね。めちゃくちゃテレビに取り上げて頂いて。
「パブリックビューイングやるよ」ということをですよね?
そうですね、色んなあの手この手でPRして、認知は広がってじわじわしていったんですけど、本当に1週間ぐらいまで全然売れなくて、プロジェクト的に大赤字だった。国立借りているし、スポンサーがいないイベントだったので。オリンピックとかだと、凄いスポンサーがついてますが、特にスポンサーを付けなくてイベント収益でちゃん成り立つっていう、
チケット代が売上に繋がる!売上ないと大赤子!
なので、そういう運命共同体みたいなイベントで
その会社とですよね?
そうですね、自分たちも事業を一緒に作ってるみたいな気分になっていました。当時、ミクシィが1番SNSで始まってた頃で、マスメディアとSNSは今のPRを象徴してますけど、走りの両方をやって、ミクシィで火がついて、1番初めの試合で誰もいない国立競技場にラモスさん来て頂いて、国歌斉唱した。ビッグウェーブを起きて、サムライブルーで埋まった時に流石に涙流れましたね。
結果的に集まったんですね?
来ました!もちろん、その当日もそこに300人メディアが来ました。やっぱり、本当の試合会場に各局クルーが来るじゃないですか。「次に1番厚いシーンを取れるところってどこだ?」ってなった時に国立競技場になったんですよ。そこからは、「もうあそこに行けば日本一がのワールドカップが楽しめる場所だ」っていう風になって、常識になった。
やっぱり、18年前の3ヶ月間吉柳さんもスタッフも24時間体制?
私は自分で取ってきた仕事なんですけど、当時ベクトルまだ30人くらいで、全員総出で全員出て行きました。全社員を出して!若い人たちでやってました。
エキサイティングですね!
それもゼロイチじゃないですか。誰も知らない魅力を0から作れるっていう仕事ができるから、好きなんですよね。
吉柳さん、ベクトルの特攻隊長ですよね。
キャラは違いますけど、長谷川も特攻隊長です。長谷川もベクトルの歴史あるクライアントを取ってきたり。
長谷川さんも呼ぶしかないな。振り返ってみて、今日までもう社会人人生がベクトルでのPRの仕事であり、会社の経営をしていると思うんですけど、成長したなっていうタイミングっていかがですか?
成長は結構時間が経ってて、振り返るとあれが成長ポイントだな思うんですけど、10年くらい経ってから気付いたのは、ベクトルは2012年に上場しているんですけど、そのちょっと前の2010年ぐらいの時までの7年間くらい。当時の社長が原因不明の難病で体調を崩していた。その時に、カリスマ性のある経営者で色んな旗を振ってくれてたんですけど、体調を崩した時は私も長谷川も子会社の社長をやってたので、自分たちで判断しなければならない。
急に最高意思決定者が一時的にいなくなった?
そうですね、やっぱり全部相談したと思うんですよ西江さんに。判断を委ねるって、やっぱ楽なんだと思うんです。120%ぐらいの緊張感でジャッジして、正解を選んでいかなきゃいけない。正解かどうかも分からないのに。そんな時に、判断力が一番伸びたんだろうなぁって。誰にも相談できないっていう。結構辛かったこともあるんですけど、振り返ると私成長したんだろうなぁという気がする。
それ事実ですね。
多分そうかもしれない。
まさにその経験をしたのが上場前なんですね。
PRて仕事も決断の繰り返しなんですけど、「Vector’s Rock」っていうベクトルの行動指針があって、波に乗ることって書いてあるんですよ。
7つの大事なこと!
このマーケットが来るなとか、こういうトレンドを顕在化ができるだろうなっていう所を読んで、ちょっと右斜め上をドライブかけるみたいなのがPRの仕事なんですよ。それが、「波に乗ること」みたいなPRの仕事もそういう仕事なんですけど、決断も波に乗ってちゃんと決めること。正解がよく分からないけどっていうのは大事かな。
読んでこの決断してっていうあった中、特にその時期に大きな会社の意思決定を西江さんが少し離れられた時に、多く経験されたんですね。
それ前後どっちか忘れましたけど、だんだんもほとんど相談に行っても「任せるわ」って言って。
言ってそう。
最初の方は、「任せるわ」って言っても結局考えておいてくれてて、何か土日に電話かかってきて答えくれたりしたんですけど、そのうち本当に任されて、あぁ多分任せられてるなって感じて、相談にもいかなくなった。それ結構成長したポイントですね。相談しなくなった。自分で決断したっていうのが一番自分の力を伸びたんじゃないかって。
小鳥が巣立ったみたいな?
そうですね、ドキドキするじゃないですか経営って。
はい、最後の質問なんですけど、今後の目標というか今後していきたいことをお伺いしたいです。
今のベクトルグループって総合PR会社って謳っていたんですけど、あまりにも多種多様の事業を営んでいるので、
D2Cやったり…。
ダイレクトマーケティングや化粧品も売っているので、PRやコミュニケーション、マーケティングで括れない事業が増えてきたので、PR事業部門の収益だけでお陰様で、アジアナンバー1になったんですよね。やっぱり、そのPRとかコミュニケーションカンパニーとして、世界ナンバー1を目指したいなっていうのがあるのと、ペクトル大好きなので
全身から感じますよ!
PR事業を抜きにして、ベクトル全体がさらにグロースしていくっていうことに、私ずっと力を注いでいきたいと思っているので、ちょっと自分でも新規事業をやってみたいですし、好き勝手に。
自主的にですね?好き勝手にはできない!
はい、自主的に。
1人目の女性ゲストでパンチありすぎるな。
あんまり自分のことパンチあると思ってことなんですけど、外でよく言われます。

いやー、ありがとうございました。是非、引き続きよろしくお願いします。
宜しくお願いします!