転職お悩み相談室

今回のお悩み

CFOを若くして目指すには、どんな領域での経験を優先して得るのが良いでしょうか?

CFO編Vol. 6

CFO編,転職相談室

必要な領域は経理、財務、経営企画など多岐にわたります。
まずは、どの規模の企業のCFOとして活躍したいのかを明確にイメージした上で、必要な経験を棚卸ししてみて、最短で獲得できるキャリアルートを探してみるのはいかがでしょうか。

ただし、全ての領域に強みを持たないとダメということでもありません。例えば、スタートアップに代表される小さな企業には、まずは「足元の資金繰りをどうにかしなければいけない」というニーズが発生していることが多いです。

その企業にとっては、どうにかして資金調達をしてくることが最優先事項でしょう。この場合には、「財務諸表を作成した経験が豊富です」と言っていても意味がありません。CFOに求められるのは、理論ではなく「資金提供をしてくれそうな金融機関や投資家に向けたプレゼン資料を作り、自社の成長戦略とそこに必要な資金を明示し、貸し出しや出資をしても良いと相手を納得させる能力」なのです。

資金調達を行ったことがなくても、プレゼン資料を作った経験がなくても、話を聞いて下さる方を納得させるだけの定量的資料と、相手の心を動かすだけの定性的な熱い想いをぶつけることができれば、CFOとしての役割はきっと果たせると思います。

言われたことをやるのはCFOの仕事ではありません。経営陣の一人として自らが意思決定を行い、良い意味で相手を動かしていくことが、CFOの仕事です。どの経験をしておけばよい、ということは一概には言えませんが、どのポジションにおいても、相手を納得させ、動かす力を身につける努力をしつづけている、ということは重要と言えます。

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