転職お悩み相談室

今回のお悩み

職務経歴書には「数字を入れたほうが良い」って本当ですか?

職務経歴書編Vol. 7

職務経歴書編,転職相談室

客観的な数字の記載が大切です。職務経歴書は「あなたがどんな会社でどういった職務経験やスキルをもっているのか?そして、それらの経験が求人企業でどのように活かせるのか」を求人企業に売り込むツールです。

職務経歴書でご自身をアピールする際におすすめなのは、定量的表現と定性的表現を混ぜる、ということです。定量的表現とは数値を伴った表現、定性的表現とは感覚的な表現のことをいいます。

ビジネスにおいては、話をしている人と聞いている人の間に共通の尺度を持つ、ということが重要です。

例えば、「私は社内でぶっちぎりのナンバーワン営業マンでした」と言っても、ぶっちぎりとは定性的な表現のため、話し手と聞き手に共通の尺度がありません。これに定量的な表現を併せていくと「ぶっちぎりとはどれくらいかと言うと、全国12支社140名の営業マンの中で、7年間連続新規顧客獲得件数1位、獲得粗利1位、契約継続率1位と3部門でずっとトップの成績を収め続けました。獲得粗利は年間1億円以上です。」となります。

この表現ならば、ぶっちぎりという定性的表現で「なんかすごそう」と感覚的に思わせた上で、140名の営業マンで営業成績を競う中、3部門で7年間1位を獲得し、粗利を7億円以上稼ぎ続けたという定量的な結果を述べることで、「すごそうと思ったけど、想像以上にすごい!」と相手が納得してくれやすくなります。

職務経歴書に数字を入れたほうが良い、というアドバイス自体は間違ってはいませんが、相手と共通の尺度を持つべく客観的定量的な表現を入れ、さらにその納得感を高めるためにあえて定性的な表現も併せて書く、ということをおすすめします。

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