今回のお悩み
入社までにはどんな事前準備をすべきですか?
内定後編Vol. 10
労働条件などに双方が合意した後は、入社までの間に以下のような各種準備が必要です。
1.現在所属している企業への退職届
転職が確定したら、1日でも早く現在の職場に退職届を提出しましょう。仕事ができる人、転職して成果を出し続ける人は、共通して「キレイに会社を辞める」ことができる人だと言われています。跡を濁さないようにキレイに飛び立ちましょう。
2.入社に必要な書類の準備
企業側から「提出書類一覧表」などが渡されると思いますが、NDAや入社宣誓書、前職の源泉徴収票、雇用保険被保険者証、年金手帳などを準備する必要があります。大手企業の場合は確定拠出年金に関する書類なども含まれるでしょう。
3.入社企業に関する勉強・情報収集
入社するのが上場企業の場合は、IRなど株主向けに開示している情報にはしっかりと目を通し、頭に入れておきましょう。その他組織図や主要部署、人事異動情報なども確認し、主要担当役員やその経歴などについても予習することが望ましいでしょう。
非上場企業の場合でも、コーポレートサイト、サービスサイト、関連企業サイトなどをくまなく閲覧し、必要な情報をまとめておくようにしましょう。競合企業のWebサイトもパトロールして、他社がどのような戦術でどのようなメッセージを打ち出しているのかを見るのも良いですね。
4.住居契約や通勤手段の確認
地方から東京に転勤になる場合など、引っ越しが必要な際はできるだけ早めに物件探しを始めましょう。東京の家賃はおなじ間取りでも地方の2倍から2.5倍はすると言われています。特に毎年1月から3月の間は引っ越しシーズンで希望条件にあった物件を見つけることは至難の業です。少しでも早めに契約できるよう、すぐに動きましょう。
新居が決まったら、もしくは現自宅からでも、平日の通勤時間帯に電車に乗って就職する会社に向かってみることをおすすめします。
コロナ禍でリモートワークが多くなり通勤時間帯の電車混雑は緩和されたとは言え、東京の通勤電車は「痛勤電車」と言われるほど混みます。また、人身事故などで遅延することも多いため、実際の出社日までに「通勤の練習」をしておきましょう。
いかがでしょうか?
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